ブログ

口唇閉鎖不全は年齢が上がるにつれて増えていく

大垣女子短大などの研究グループが全国調査を行ったところ

口唇閉鎖不全の有病率は30・7%にも上ったということです。

 

この調査では、お口ぽかんの子には

「鼻がつまる」や「クチャクチャ音を立てて食べる」などの

傾向があることが裏付けられたそうです。

 

国内ではこれまで大規模な実態調査が行われたことはなく、

同短大や新潟大などの研究グループは、

〈1〉有病率に年齢差や地域差があるか

〈2〉どのような要因があるのか――を調べています。

   

その結果、有病率は年齢が上がるにつれて高くなり、

12歳では4割弱を占めた。

地域差はなかったが、

「唇にしまりがない」

「口を開けて寝る」

「口がよく渇く」

「口臭がある」などの傾向が見られたという。

これまでに行われてきた小規模調査からは、

年齢が上がるにつれて、有病率が低下する傾向が報告されていましたが、

この調査からは逆の結果となっています。

  

多くのお母さんが気にするようになっているお口ポカン。

歯科医院では今まで以上に、積極的に治療の必要性を訴求すべきですね。

関連記事

  1. 歯科医院経営 トリートメントコーディネーターの育成について
  2. 黒くならない!象牙質をカバーする新しい複合体
  3. マウスピースを用いた噛みしめ訓練が高齢者の咬合力改善に有効
  4. 歯科医院経営通信Vol.61 「特定の人だけに業務が偏らない仕組…
  5. 新型コロナで歯科受診を控えたい61.7%
  6. 歯科医院経営通信Vol.62 「幸せな歯科医院経営」
  7. 和田精密歯研株式会社様の季刊誌「希望」に寄稿しました
  8. 新型コロナウィルスに対するリスク管理
PAGE TOP