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大垣女子短大などの研究グループが全国調査を行ったところ
口唇閉鎖不全の有病率は30・7%にも上ったということです。
この調査では、お口ぽかんの子には
「鼻がつまる」や「クチャクチャ音を立てて食べる」などの
傾向があることが裏付けられたそうです。
国内ではこれまで大規模な実態調査が行われたことはなく、
同短大や新潟大などの研究グループは、
〈1〉有病率に年齢差や地域差があるか
〈2〉どのような要因があるのか――を調べています。
その結果、有病率は年齢が上がるにつれて高くなり、
12歳では4割弱を占めた。
地域差はなかったが、
「唇にしまりがない」
「口を開けて寝る」
「口がよく渇く」
「口臭がある」などの傾向が見られたという。
これまでに行われてきた小規模調査からは、
年齢が上がるにつれて、有病率が低下する傾向が報告されていましたが、
この調査からは逆の結果となっています。
多くのお母さんが気にするようになっているお口ポカン。
歯科医院では今まで以上に、積極的に治療の必要性を訴求すべきですね。