ブログ

舌の表面の細菌量が肺の健康に影響

口腔内に歯周病菌などの細菌が多いと、誤嚥した時に肺炎を起こすリスクが高いというのは有名な話です。

今回、九州大学の研究グループは、舌表面の常在細菌が多いと、息が吐き出しにくくなるということを発表しています。

舌の表面の常在細菌の大部分は食道を通過して胃に運ばれほぼ死滅しますが、ごく微量ながら気道にも流入していることが最近明らかとなっており、さらに、肺にも悪影響を及ぼすことが分かってきています。

 

舌のケアもこれまで以上に大切にしていく必要がありそうです。

関連記事

  1. 医療機関が歯科を予約し患者を紹介すると評価される
  2. 金銀パラジウム合金の購入価格と保険償還価格
  3. 肥満度が高いと歯を失いやすい
  4. 歯科医院通信No.109 定期検診への誘導を考える
  5. フレイルと口腔機能の関連性 骨太方針2019
  6. 歯周病検査を1人でできるシステム
  7. 今、取り組むべきことは何か ~第19回歯科医院経営効率向上セミナ…
  8. 自費治療の価値を伝えると自費は頭打ちになる
PAGE TOP